ryoのぼやき

技術についての学習内容のまとめです。

【書評】【IA/UXプラクティス】IA/UXについて

こんばんわ。

最近、UI/UX関係の仕事があり、
先輩から、おすすめの本を貸していただいたので、
週末の夜の時間を利用して読んでみました。

読んだのは、この本です。
「IA/UXプラクティス」

坂本貴史さんという、UXデザイナーの方が著者です。

ページ数は、200ページほどで、
読むのにかかった時間は、だいたい1時間30分くらいでした。
割とざっと読んで部分もあるので、しっかり読んだら、3時間くらいかかるかもしれないです。


まずこの本の構成ですは、
1.UXデザインについて
2.モバイルでのUXデザイン
3.モバイルUXのデザインのパターン
4.デザイン設計をどう行っていくか
5.カスタマージャーニーマップについて
↑こんな感じでした。
実際の目次は、少し違いますが、要約するとこんな感じです。

では、それぞれの章ごとの要約と感想を書いてみたいと思います。

1. UXデザインについて

最初は、「UXとは」を説明している章でした。
UXとは、IAとは、ユーザビリティとは、と言った内容に加えて、
HCD(Human Centered Design)というサービス設計手法の紹介がありました。
HCDを説明する上で、似た概念である「アジャイル」や、「リーン」にも触れています。
この章は、いわゆる本における導入の章なので、そんな深い印象はなかったです。。
ただ、どんな開発プロセス(HCD,アジャイル,リーンetc)でも、
「計測可能な"評価"のプロセスを行う仕組みが必要」と書かれていたのは興味深かったです。
開発プロセスの上辺をなぞって、やりっぱなしにならないようにってことでした。

一応、HCDについても書いておきます。
HCDでは、以下のプロセスを経ることで、ユーザの満足度を継続的に向上させる手法です。
/「利用状況の理解と明確化(Measuring)」
→「ユーザや組織の要求事項の明確化(Learning)」
→「デザインによる解決案の作成(Creating)」
→「評価(Testing)」/
→「利用状況の理解と明確化(Measuring)」→...

HCD_POCCES

(参考)https://www.dalberg.com/what-human-centered-design

2.モバイルでのUXデザイン

この章は、モバイルのインターフェースを設計する上で、
考慮すべきことが多く説明されていました。
PCとの違いや、レスポンシブデザインについてとかですね。
モバイルOSごとに、推奨のコンポーネントサイズがあることとかは、
あんまり意識したことがなかったので、勉強になりました。
とはいえ、こう言った内容は、脳みそにこういう事柄があるというインデックスを作っておけば、
詳細は忘れててもいいと思ってるんで、「おーw」って感じで軽く流し読みしました。
ここらへんの知識が必要になったらまた読めばいいので。。

3.モバイルUXのデザインのパターン

この章も、モバイルのUXについてでした。
前の章との違いは、一般的なモバイルサイトやアプリの
ページ構成のパターンわけして、それぞれのメリット、デメリットをあげている点です。

階層構造のパターンや、タブで切り替えるようなパターンとか、それぞれの使い所が整理してあったので、
ためになる章だと思います。
ただ、これも、覚えることではないので、「へーw」って感じで流し読みです。

4.デザイン設計をどう行っていくか

この章は、前章までと次の章の橋渡し的な章でした。
前章までで説明していたデザインの原則を使って、
どのようにコンテンツを設計していくかといった話から、
プロトタイプや、シナリオなどを使って、
プロジェクトをどう進めていくのかといった話に移っていきます。
そんな感じなんで、この章も「ほーw」って感じで流していきました。


5.カスタマージャーニーマップについて

最後のこの章は、シナリオやカスタマージャーニーマップを使って、
どうやって、ユーザの要求を整理、分析していくかの手法が書かれています。
この章は、けっこう大事なことが書かれていました。。
細かいところを覚える必要ないとは思いますが、
こういうような手法を取り入れていくなら、
しっかり理解していなくてはいけない事柄が書かれています。
これらの手法って、流行りに乗って上辺をなぞって取り入れても、
効果出ないですからね。
ユーザの要求分析は、サービスを開発する上で、一番土台になる部分なので、
ここを適当にやってしまうと、「流行りに乗った、結果ゴミができた」なんていう
悲しい思いをすることになってしまいます。








はい、こんな感じの、読書記録でした。

全体の感想としては、
新しいWebサービス、アプリとかを開発する人は、
読んでおくと、きっと役に立つ本だと思います。
僕自身、ざっと流し読みしたくらいですが、
1章、5章はある程度、理解しながら読んで、
それ以外は、適宜必要なときに読む。でいいと思います?

では。